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シリコンバレーが「自動車」を作って何が悪いか?


シリコンバレーが「自動車」を作って何が悪いか?


  1. この記事を読んでも実はよく分からない。パソコン屋にクルマは作れないと言っているように見える。ビジネスの構造が違いすぎるからだと。ライター(池田直渡・モータージャーナル) の主張の根拠が今一よく分からないのです。
  2. 昔、欧米は日本が車を作るのは無理と持っていたでしょう。日本は韓国に車は無理と思っていたでしょう。だから技術支援した。中国もインドも無理だったはずですが、そのうち本物を出してくると今は誰もが思っているでしょう。ビジネスモデルの構築などできないと決めてかかる必要は全くない。
  3. ソニーかパナのテレビのOSはFirefoxとかが採用される時代です。彼らは自分の領分を理解して参入してくる。当然ですね。モジラが液晶の生産サポートに興味がないのは自明。関係ないものをつないで参入障壁に見立てる必要もないのです。
  4. 今の車のコクピットの操作性の悪さに辟易している人も少なくないでしょう。メカ屋にモニターの画面設計、UI設計は無理というものです。そのうち、トヨタのある車種のコクピットがグーグル仕様になっても全然問題じゃない。今の車の操作系の出鱈目さを知れば自然なニーズですね。
  5. 新しい可能性を否定していたら、それこそ根こそぎ持っていかれてしまうでしょう。自動運転の車が出てこなくてもクラウド連携の車は直ぐに常識になるのは目に見えている。
  6. グーグルモデルをトヨタが拒否したら?他社がやる?中国などから入ってくる?。嫌、トヨタの輸出が困難になる。要するにいいものが出てきたらそれを拒絶することなんかできないのです。出遅れたら、屋台骨ごとぐらつくことになる。

  • もっともグーグルなどが出てくるにはもっと多くのパートナーの協力が必要だろう。ビジネスの何を取りに行くか、思惑も様々だ。
  • ドライブレコーダー、ナビゲーター、オーディオビジュアル系、安全システム系、ドライブモニター系、など。クラウド接続、自動運転性能強化も時間の問題だ。ドライバーのコクピットはバラバラなものが雑然と配置されていて、今後ますます混乱していくだろう。統一的な操作性のコクピットを誰かが実現するのを期待して待っている状況だ。
  • シリコンバレーがどこに目を付けているか、ある程度想像がつくというものでしょう。
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