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自動運転が社会をどう変えるか?5年後の未来の明暗は?

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自動運転が社会をどう変えるか?5年後の未来の明暗は?



http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/030300905/?rt=nocnt

ZMP、公道走行向けの自動運転車両パッケージ

工藤 宗介=技術ライター
2016/03/03 11:17


「RoboCar MiniVan」の外観



「RoboCar MiniVan」のシステム構成図


 ZMPは2016年3月2日、公道走行向けの各種センサー・コンピューターを搭載した自動運転車両「RoboCar MiniVan公道走行パッケージ」の受注を開始したと発表した(ニュースリリース)。公道での自動運転車両を用いたサービスの研究開発や、自動運転車両のユーザーインターフェースの開発、ADAS(先進運転支援システム)向けセンシングシステムなどの研究開発の実験車両として活用できる。

 自動運転技術開発プラットフォーム「RoboCar MiniVan」に、周囲をセンシングするレーザースキャナー、ステレオカメラ、車両の位置や挙動を計測するGPSや慣性センサー、取得したセンサーデータを統合して自動運転を行う車載コンピューター「IZAC」などを搭載した。また、公道での自車位置推定に必要となる高精度マップの利用や、ナンバーの取得、公道走行時のリスクアセスメントをサポートする。

 ベース車両はトヨタ・エスティマハイブリッドとなるが、他車両への対応も可能。これまでRoboCarシリーズはテストコースでの利用を対象としていたが、公道での実験走行ニーズの高まりを受けて今回の公道走行パッケージを用意した。

 同社は、2012年に市販ハイブリッド車ベースの自動運転車を開発してテストコースでの実験を進め、2014年からは愛知県での公道走行実験を行っている。今回の製品は、同社とディー・エヌ・エー(DeNA)との合弁会社であるロボットタクシー(本社:東京都江東区)が2月29日から神奈川県藤沢市湘南ライフタウンで行う公道での自動運転体験サービス実証実験で利用している。

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